ピーリング・バイオロジカルピーリングのRF28 WEB SALON/RF28 コミュニティ/皮膚科のせんせい/vol.4
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せんせいコラム
寒い日には、ブーツは暖かくオシャレで有難いものですが、水虫の原因の白癬菌(シロタムシキン)にとっても、ブーツの中は心地よい環境です。菌は高温多湿で元気になり、特に温度15度、湿度70%以上になると増殖するといわれています。角質の中のケラチンというたんぱく質を栄養源にし、角質の厚い足の裏や爪、髪に棲みついてしまいます。冬も菌はじっと角質に冬眠状態で潜んでいますが、温度、湿度、栄養分がそろうと発症します。ブーツや革靴は保温性が高く、白癬菌には快適な状況なのです。足の水虫といっても3つのタイプがあり、足の指の間、特に薬指と小指の間が赤くなり皮がむける、白くふやけるし間型、土踏まずや指の付け根に小さな水泡ができる小水疱型、足の裏全体、特にかかとが厚く硬くなる角質肥厚型があります。角質肥厚型は、かゆくないので気づかないうちに症状が進んでしまいがちです。放っておくと爪にまで菌が入り込み、爪の変色や変形、脆くなるなどの症状がみられることもあります。水虫というと靴を長時間はくことの多いサラリーマンや年配の方に多いと思われていましたが、最近若い女性も水虫で受診する方が増えてきました。素足にミュールやサンダルを履き、ぺティギュアをするときに爪の変色や変形に気づいたケースもあります。2〜3足の靴をローテーションで履き、毎日同じ靴を続けて履かない、履いた靴を陰干しする、除湿剤などで湿気をとるなどの工夫を心がけてみてはいかがでしょうか。
経 歴
1987年3月 山口大学 医学部卒業
1987年5月 東京大学医学部付属病院皮膚科(研修医)
1990年7月 米国ピッツバーグ大学付属病院皮膚科において研修
1994年4月 東邦大学付属大橋病院皮膚科
1997年4月 関野病院勤務
2004年9月 尼崎医療生協病院皮膚科勤務
所属学会
日本皮膚科学会/日本臨床皮膚科学会/日本プライマリケア学会