春から夏の”免疫”を守って、毎日をいきいきと!

健康や美容にも関わる”一年のリズム”。

春になると草木が芽吹き、冬になると熊が冬眠し、季節によって渡り鳥が住む場所を変えるように、生物が季節に応じて一年周期で示すリズムを「一年のリズム」、または季節リズムといいます。
もちろん、私たち人間にも一年のリズムがあり、春に眠気が強くなったり秋に食欲が増加したりするのは、このリズムによるもの。気になる免疫やダイエットに影響する基礎代謝にも、一年のリズムがあります。

一年のリズムと”免疫”の気になる関係。

私たちの身体は、春から夏、夏から秋と「一年のリズム」で変化します。

「一年のリズム」と身体の変化

このリズムと密接に関係するのが、感染や病気などから身体を守る「免疫」。実は免疫は、夏に最も低くなることをご存じでしょうか?もともと生物には、冬の厳しい寒さに備えて秋のうちに栄養を蓄える習性があり、免疫は秋から冬にかけて高くなります。逆に、春から夏にかけては、植物が芽吹き成長するように、人間も活動性を高めて体内に蓄えていたエネルギーを消費するため免疫も低下。夏の終わり頃には、一年で最も低くなると考えられています。


これから夏にかけて気温が上がるにつれ、冷たいものを摂ったりエアコンが効いた部屋で過ごす機会が増えますが、身体が冷えて血行が悪くなると免疫の低下に拍車がかかります。体温が1℃下がると、免疫は30%低下するともいわれているのでご注意を。身体を冷やさない生活習慣で免疫を保ち、健やかに夏を乗りきり工夫をはじめましょう。

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